作成日:2022年9月9日
TableauDesktopでは、指数平滑法を使用して、定量的な時系列データの将来予測が可能です。指数平滑法を使うと、新しいデータは古いデータよりも重みが加えられます。データから進行中の傾向や季節性をとらえ、将来値を推定することができます。
予想機能の使用方法について、下図を例に説明します。
完成図(例)
出典:Tableau標準「Forecasting Starter.twbx」
1.列に[オーダー日]、行に[利益]をドラッグし、[オーダー日]を右クリックして連続値の月(「2015年5月」の形式)を選択します。
2.[アナリティクス]ペインで[予測]をビューにドラッグします。ビューで右クリックして[予測] > [予測オプション]をクリックし、[予測期間]を[完全一致]で[3年]を選択します。
3.[オーダー日の月]軸を右クリックし、[軸の編集]をクリックし、下図のように設定します。
4.[予測インジケーター]の凡例でドロップダウンの下矢印をクリックし[色の編集]から見やすい色を設定します。
5.[データ]ペインで[メジャー]から[利益]を[マーク]カードの[ラベル]にドラッグし[ラベル]をクリックします。[ラベルにマーク]の下の[終点]をクリックし、[開始行にラベル]のチェックボックスをオフにします。[ディメンション]で右クリック > [カテゴリー] > [フィルターを表示]をクリックします。
6.[マーク]カードの[サイズ]をクリックしスライダーを右にドラッグして線を太くします。ビューのフィルターでドロップダウンの下矢印をクリックし、[単一値(リスト)]をクリックして完成です。
予測によると、Office Suppliesカテゴリーは8,9月利益が最大となり、次いで11,12月となります。米国では新学年とクリスマスショッピングがそれぞれ始まる次期なので、妥当な予測といえるでしょう。
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