【Tableau(36)】データ抽出の作成

作成日:2022年9月2日 

データ抽出とは

データ抽出とは、ユーザーが定義するデータソースからのデータのサブセットです。ソースデータのすべてまたは一部のレコードを含む抽出を作成できます。

抽出を使用する目的

データ抽出を使用する目的は主に下記の3つです。

  • ワークブックの持ち運びを可能にするために、データのローカルコピーを作成する。
  • セキュリティ・管理・負荷の観点から、データベースへのアクセスを制限する。
  • 直接的なデータベースアクセスの性能を向上する。

下図の例では、世界売上を示したマップのうち、米国マネージャーがアメリカの売上マップ確認するために必要なデータのみを見られるように、フィルタリングと集計を行った抽出を作成する方法を説明します。

完成図(例)

出典:Tableau標準「Creating a Data Extract Starter.twbx」

1.[データ]ペインで[Orders(Superstore Sales Training)]データソースを右クリック > [データの抽出]をクリックし、下図のように設定します。

2.抽出処理によって「州・都道府県」が非表示になっているため、再表示します。[データ]ペインで抽出を右クリックし、[抽出を使用]をクリックして選択を解除します。

[ディメンション]または[メジャー]エリアの空白スペースで右クリックし[非表示のフィールドを表示]をクリックし、[ディメンション]エリアで「州・都道府県」を右クリック > [再表示]します。

3.[ディメンション]から「州・都道府県」を[マーク]カードの[詳細]にドラッグし、[データ]ペインでデータ接続を右クリック > [データの抽出] > [抽出]の順にクリックして、既存の抽出ファイルを上書き保存して完成です。米国売上を州単位で可視化することができました。

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