【Tableau(32)】計算フィールドの作成と編集(4)

作成日:2022年8月31日 

詳細レベル(LOD)表現

「詳細レベル」とは、ビュー内のデータの粒度や集計のことを指しています。ビュー内に表示される粒度や集計レベルをより正確にコントロールするために使用します。「集計の集計」「セグメント全体の合計と平均」「コホート分析」などを表示したい場合に有効です。

※コホート分析とは、ユーザーの動向把握のために算出した指標を分析する方法の一つです。

下図のコホート分析では、顧客の初回オーダー日を年毎に色分けしています。リピート率の高低が一目で分かるようになっています。この記事では、詳細レベルでデータを表示するために計算フィールドを使用する方法について説明します。

完成図(例)

出典:Tableau標準「Using LOD Expressions Starter.twbx」

1.行に「売上」、列に「市場」、「オーダー日(※「市場」の右側に配置)」を配置してビューを作成します。[マーク]カードのドロップダウンメニューで[自動]から「棒」に変更します。

2.LOD表現を作成します。[分析]メニューから[計算フィールドの作成]をクリックします。計算フィールドの名前を「顧客初回オーダー日」とし、エディターに下図の式を入力します。OKをクリックすると、作成した計算フィールドが[ディメンション]に保存されます。

3.[ディメンション]から、作成した[顧客初回オーダー日]を[マーク]カードの[色]にドラッグして完成です。

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