【Tableau(6)】マーク内項目(3) 詳細

作成日:2022年7月15日 更新日:2022年8月8日

目次

  1. 「詳細」の役割(他項目との比較)
  2. 「詳細」の使い方

「詳細」の役割(他項目との比較)

Tableauのマーク内項目である「詳細」は集計粒度の追加を行うことができます。マーク内の他の項目との違いは、集計粒度の追加のみを行うということです。例えば、「色」では集計粒度の追加に伴い粒度ごとに色を付与します。「サイズ」も同様に集計粒度の追加+粒度ごとにサイズを与えます。しかし「詳細」は集計粒度の追加のみを行うため、純粋にあるディメンションごとの粒度で分割したいだけで、色やサイズの変更はしたくないという場合に使われます。

「詳細」の使い方

下記のマップは都道府県ごとの売上を表しています。このグラフを市区町村単位で表示したい場合、既に都道府県ごとに色分けがなされており、さらに市区町村ごとに色分けすると逆に見づらくなります。そこで市区町村を詳細に入れることで、シンプルに市区町村ごとに表示することが可能になります。

都道府県ごとの売上マップ

市区町村ごとの売上マップ

特にどの市区町村が高利益率エリアなのかが一目で分かります。

※なお市区町村を色に入れると利益率を上書いてしまいますので注意しましょう。

再度おさらいですが、「詳細」は色やサイズを変更せずに、集計粒度としてディメンションを追加したい場合に使用します。

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