作成日:2022年7月13日 更新日:2022年8月8日
目次
- ラベルの役割
- ラベルの機能詳細
- ラベルの外観
- ラベルにマーク
ラベルの役割
Tableauのマーク内項目の一つ、「ラベル」ではグラフ上に数値や文字の情報をラベルとして表示させることが可能です。そしてその書式設定なども細かく行えます。ラベルはマーク内の右上に位置していて、基本的にラベルをつけたいフィールドをドラッグ&ドロップして使います。
具体的には、売上のグラフに実際の数値も入れ込みたい時などに使われます。下記のグラフは、それぞれの年ごとのカテゴリー別売上高のグラフです。
「売上」をラベルに入れることで、グラフの横に実際の数値を出すことができます。グラフだけだと他の項目との比較はできるけど、実際の数値が分からないという問題をこれで解決することができます。
ラベルの機能詳細
ラベルの役割が分かったところで、次はラベルの幅広い機能を紹介したいと思います。まず、ラベルをクリックすると表示されるそれぞれの項目を説明します。
- ラベルの外観:ラベルの表示の仕方(色、大きさ、配置など)を細かく指定できます
- ラベルにマーク:ラベルをつける表示対象を選択できます
- オプション:ラベルが他のマークに被っていいか否かの選択します ※マークが密集した際に見づらくなるためデフォルトでオフになっています
ここからは、1.「ラベルの外観」と2.「ラベルにマーク」について以下のセクションで詳しく説明します。
ラベルの外観
まず、ラベルの外観セクション内で一番汎用性の高い機能が、「ラベルの詳細設定」です。テキストの右側、灰色にピリオドが3つ並んでいるボタンです。「ラベルの詳細設定」では、ラベルとして何をどのように表示させるかを決めることができます。
下図では、顧客区分に対する売上を表示させたいので、「ラベルの詳細設定」の中に「<顧客区分>:<合計(売上)>」と記載し何をどのように表示させるか指定しています。色や配置方法などもここで扱うことができます。
ラベルにマーク
「ラベルにマーク」は表示対象を選択できる場所です。以下それぞれラベルがどう表示されるかの説明です。
- すべて:数値的データがある場所全てにラベルが表示されます
- 最小値/最大値:データの中の最小値と最大値だけが表示されます
- 選択済み:自分で選択したポイントだけにラベルが表示されます
- 終点(線グラフなどの場合だけ表示される):最初と最後の数値だけラベルが表示されます
- ハイライト済み:ハイライトした部分だけラベルが表示されます
- 最新:日付データ型上で最新の数値だけラベルが表示されます
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